デジ絵の描き方入門ガイド

デジ絵の描き方入門ガイド

イラストマガジン「touch」を出している晋遊舎のムック本。ペイントツールやタブレットの選び方、塗り方別イラストメイキングなどデジタルイラスト初心者を対象にした基礎的な内容になってます。ブログのネタになるかな~と思って買ってみました。

デジ絵とアナログの違いや制作に必要な機材など、まったくの初心者向けの記事もありますが、かなりざっくりとした内容でボリュームは少ないです。塗りに関しても、デジ絵制作の流れや塗り方の解説もありますが、あくまで前置き的な内容になってます。

本の半分ぐらいはメイキングで塗り方別に解説されているので、それを参考にするということなんでしょうが、まったくの初心者にとっては少しハードル高いかもしれません。メイキング自体の難易度は高くないですが、理解して自分の絵に落とし込むには、多少なりとも経験が必要になるんじゃないでしょうか。

メイキングの前にはペイントソフトの基礎入門的なものがあります。「SAI」「CLIP STUDIO PAINT」「FireAlpaca」について、ブラシの種類の紹介、選択範囲の使い方、レイヤーの基本的な機能とか、デジ絵制作でよく使うような機能をポイント的に解説されています。

とりあえずデジ絵で必要になる基礎的な内容を詰め込んだ感じで、機能の比較とかないのでペイントソフトを選ぶ参考にはなりませんです。せいぜい、SAIは描画が美しく描きやすい、CLIP STUDIO PAINTはイラストもマンガも作成できて高機能、FireAlpacaはフリーソフトでWinでもMacでも使える、といったことが分かる程度です。

人物や線画の描き方といった作画系の記事もありますが、全体としてメイキングが主体でそれに合わせてペイントソフトごとに基礎的な機能を解説するという構成の本。根本的な作画や塗りの技術の参考書としては期待できないですが、初心者向けメイキング本としては買ってみてもいいかもしれません。